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週刊 子供連合

毎週日曜 午後12時30分 更新

BVE運転会参加報告

◆BVE運転会参加報告

 東京・門前仲町で開催された「BVE運転会2025 Tokyo in東京」へ参加してきました。17日と18日の2Daysですが、当方は2日目のみ参戦。1日目は懇親会もありましたが、後日参加組として前夜祭感覚で参加してみたかったなって思ったのはここだけの話。



 20年間BVEに触っていて、このイベントに顔を出すのは初めてでした。というか、BVE歴20年というだけで驚く人が割と多く、ユーザー層が世代交代している感があって浦島太郎みたいだった。時代は移り変わっているんだなぁ、しみじみ。
 というわけで初参加となったイベントですが、バーカウンターで飲食が提供されていたので、午前中はずっと飲んだり食ったりしてました。シミュレーターの行列は午後になれば落ち着くだろうと見込んで。なお、開催スタートの合図と同時に、スタッフ全員とその場にいる参加者全員で自己紹介タイムがありました。マイク越しに「山形線と青陽電鉄を作ってます、ぜひ運転してみてください」と宣伝しましたが、自分自身はアガりやすいのでしっかり伝わったかなと正直不安ではあった。杞憂で終わったので良かったけども。

 甲北本線時代からプレイしてくださっている運転士の方が、意外と多かったです。架空鉄道の製作自体がかなり下火だなって印象の強かったネット上ですが、これがリアルとなると話は別で、やはりというか、ローカル線や東北地方・北陸本線を模した風景や路線づくりが刺さっていたようで、国鉄とJRがいい感じに合わさっているところに評価があったみたいです。架空路線を作る上では、「現実離れしすぎない」ことと「実在性の強さ」を軸としていたので、それが高評価に繋がっていたんだなと。



 午後から運転に出撃。211系と京急800形のマスコンをいじらせてもらいました。正直に言うと「マジで楽しい」でした。211系のハンドルは操作し易い。本物よろしく金属製なので、スピーカーから出る音が運転台に振動として伝わるので、かなりの臨場感。総武・成田線は久しぶりの運転だったので、かなりたどたどしい操作でした。ですが、やはりというか「男は黙ってツーハンドル」の人間。ジョイント音で睡魔に負けるそうですが、気持ちよく運転させてもらいました。

 つづいて、京急800形。写真は昔撮影したもので代用します。
 2011年12月12日撮影。

 操作の感覚ですが、ワンハンドルマスコン系はやはり硬い。というより、Pノッチからニュートラルに戻すときに「Nに入った」ことがわかるような感触が無いので、かなり手こずりました。運転しにくい。マジで。ただ、ブレーキはかなり効くので高速進入でもがんばれば止められるあたり、さすがダルマ。この車両が過去帳入りしているのはなんとも惜しい。



 夕方に入ると、主催のでんちょく様による運転競技会(生配信)が行われました。私はカメラの映り込みを避けてずっと隠れてスマホから観戦していました。

 恐れを知らぬ挑戦者、上には上がいると思い知らされる。皆さん上手いです。普段からキーボードで運転しているので、いざ本物に近いマスコンを操作するとなかなか上手くいかないのが悩みである。しかも800形のマスコンで京成3000形を運転するというエグい仕様。それに加えて「壊れたらどうしよう」という一抹の不安もあったので、もう少しマスコンに信頼を預けてもよかったかもしれない。


 運転会全体を通して。ネットでの予約になりましたが、案内メールの時点でスタッフ側が「楽しんでもらいたい」という想いを込めているのがよく伝わってきました。ユーザーや作者間での情報交換や、参加して友達を作ること、シミュレーターゲームとしての文化、更にはバーを併設して飲みながら趣味の話に更ける、等々。今までにない刺激の数々でモチベーションがあがりました。生の感想を頂けたのは、本当に大きい。昔ながらの「知る人ぞ知る」時代のBVEに戻りたい気持ちもあるんですが、今は今で、これでいいのかもなって思ったり。哀しいなって思うこともあるけど、それすら愛おしく思える年齢に近づいてる模様。

 強いて言うならば、ここは参加者全員が主役になれる場。2時代からcsvで孤独に作業へ向き合う開発者ですら引き寄せられる魔力が、ここにはあった。



 「データを公開してもあまり感想を見かけない」などと。無理して話題を振ったのですが、プレイしてくださる方が多いと分かって凄く安心しました。こうやって自信を積み重ねるって大事。アンダーグラウンドに活動する無名側の人間ですが、主催のでんちょく様からも元運転士としてデータに関するフィードバックを頂けたので、時間を見つけては改善に取り組んでゆく次第(その代わりかなりハードルが上がってしまった)。関根→米沢の延伸については、ひきつづき山形線特設ページで改めて報告します。

 というわけで、主催のでんちょく様、スタッフの皆様、そして「山形線」や「甲北本線」をキッカケにお声をかけてくださった運転士の方々、ありがとうございました。励みになります。

 この場をお借りしてお礼申し上げます。
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鉄道博物館潜入/撮影記開設/音楽(TK from 凛として時雨)/艦これリチャード堀り/アニメ視聴(俺だけレベルアップな件)

◆鉄道博物館潜入

 東武8000系が展示されているということで、初めて行ってきました"てっぱく"。
埼玉に移り住んできてだいぶ経過しましたが、近所だというのに行く機会が殆どなかった。



 目当てだった8000系。新幹線の横に鎮座しているのがシュールすぎる。
この日は大きなイベントがあったわけではないんですが、個人的に気になっていた「交直セクション通過時のABB動作を間近で見れるということで、そちらの実演に参加。てっぱくの恒常イベントとしてはかなりマニアックな説明がされており(子供より大人の参加者が多かった)、甲北本線を公開していた時に気になっていた部分も解決。



 昼飯はチキン弁当。冷めててもウマい。今度は動いてる列車内で食べれる機会を、ひさしく作りたいものです。



 帰りは「幸せのパンケーキ」でした。予想以上に卵の風味が残っている上に、とんでもなく柔らかかった。これ一つで満腹になってしまうなんて、すごい威力だ。この日は"ブラザー"が一緒でしたので、ついていく形で入店。感性が刺激されて若返る。

◆撮影記開設

 ホームページにて、新たに「写真と旅行のReport」を開設しました。管理人の撮り溜めた写真をこちらで公開いたします。新規に公開する記録は以下の通りです。

2012年「廃止直前の十和田観光電鉄」
2013年「東急を訪ねて・富山地方鉄道」
2014年「東急を訪ねて・長野電鉄と上田電鉄」
2015年「ひたちなか海浜鉄道キハ205形」
2016年「大鰐線撮影会とイベント列車の夜」
2017年「年末四国旅行」
2018年「東急7700系さよなら運転」
2019年「相鉄7000系撮影会」
2022年「姨捨駅・青海川駅」
2024年「JR北海道・東日本パス7日間日帰り旅(前編)」
2025年「JR北海道・東日本パス7日間日帰り旅(後編)」

 10年以上前の写真がHDDに眠ったままになっているので、資料や記録の意味合いを含めてここに放出。個人としての活動歴が20年になるというのに、一時期公開していた写真を引っ込めたままにしているのって本当にもったいない。いや、これは人それぞれの価値観なんだけど、絵にしろMMDにしろ、創作にしろ、すべては「自分の生きた証」であると考えている節があるので。艦これにしたって、看板娘創作にしたって、ありとあらゆる手段に出ては記憶に残る何かを遺したがるのが俺なのである。めんどうな人間だ。

◆音楽(TK from 凛として時雨)

 新譜の激推し曲がMVになって上がってた。

"「寂しくない」って言うんだろう「怖くはない」って言うんだろう"

 この歌詞で救われる命がある。

◆艦これリチャード堀り

イベント終了、お疲れ様でした。メンテナンスも終わったので、よし備蓄再開だ!と気持ち新たにして運営電文を覗いたらびっくり。新艦娘を通常海域で限定実装。サムや福江などがイベント外実装だったので随分と久しぶりでしたが、虚を突かれた。ただ、その日のうちに出ました。2-3-Nマスです。爆速終了。ちなみに浜波改二も登場ということですが、そちらは必要なブツが足りないので見送り。

SSSSSSSS(8周)

気になる夏イベは、7月下旬ごろからかな。その期間までにMMDドラマを仕立てて、できれば半分は終わらせたいなって思う。




GW中に2話分つくりました。相変わらず「ニコニコできないニコニコ動画」になっています。Part2に入ってからは、いつも以上に増してコメント欄が葬式みたいに無言です。

◆アニメ視聴(俺だけがレベルアップな件)





 凛として時雨だからだよ。ブレイクダウンのギターが入ってサブタイトルドーンは破壊力強い。
1話の冒頭はリアタイでチラッと見てたけど、これまで見てきた異世界モノ(舞台は現代でゲートを通して異世界へ移動できる流れだけど)の中ではかなりシビアだなと思った。あっけらかんと死んでくキャラだったり、蟻だったり。HUNTER×HUNTERの影響ありそう(G!やキメラアント編あたり)。息をするように主人公のレベルがシュッシュッっと上がっていくとか、戦闘描写が異次元で楽しい。ワクワクする。

 主人公が人間性をどんどん失くしていく様に期待して観始めたので、話が進んで雰囲気がどんどん変わってもコミカルな面が要所要所にあるから結構イケる。

 韓国発の作品だけど、日本語タイトルは本当にコレでよかったのかって一抹の違和感がある。「SOLO LEVELING」って出てるんだから「~な件」とかいう「なろう系」タイトルよりもうちょいマシなネーミングを用意できたのでは……。世界観とタイトルミスマッチなのが惜しいんだ。水篠旬(성진우)本人が「俺だけがレベルアップな件」っていう姿があんまり想像できぬ。

新作動画告知/東武8111F/ネパール料理を食す/音楽の話(Syrup16g・People In The Box・THE NOVEMBERS)

◆新作動画告知

 新作動画です。よろしくお願いします。

◆東武8111F

ヘッドマークが外れたことで、GWの春日部駅先は凄いことになっていました。
写真は、運用開始直後のHM未装着の姿。夜とはいえ、これに加えて朝にもワンショット頂いているので、今更外れたところで……とは思っているんですが、いざ見かけるとソワソワしてしまうもの。今はそんな8111Fを撮るより、可能な限り「見る」「乗る」に徹しています。乗車することが、野田線沿線民としてできる「関東私鉄のレジェンド」への最大級な敬意だと俺は思うから。




◆ネパール料理を食す 



 今回は、コンパクトな「ダルバート」と「パニプリ」。以前ディードの手食に挑戦した際、ライスをサービスして頂いたのですが、あまりうまくいかずスプーン掬いでギブアップ。
 この日は金曜日でカレーの日。だったので、ライスにカレーをかけて混ぜて食べましたが、その時にライスとルーがいい感じに合わさると"トロみ"が出て、くっついていたライスが1粒1粒分離していたので「もしかしたら、混ぜれば手食でも指に米がくっ付かず食べられるんじゃないか?」とふと閃きました。でもちょっと怖いので少しずつ練習するしかない。
 以前食べログで低評価に「カレーがぬるくて残念」と書いてありましたが、インドやネパールでは現在もカレーなどで手食文化があるので、"手で食べる"からこそ熱すぎないルーを提供しているんだなと改めてお国柄を感じたり。

 ちなみにパニプリは、中央のピリ辛いスープを穴の中の野菜に注ぎ、一口でガブッといきます。寿司みたいですよね。

 この日は、店主がこちらの食後を見計らっていたのか、「チャイ」を出してくださりました。残業してたので、ミルクティーやココアみたいな甘味が身に沁みました。優しい気持ちになれる。嬉しい。

◆音楽の話

 憂鬱になれるバンド、トリッキーな曲、エグい音圧で圧倒するライブ、ライブ化けの宝庫。

Syrup16g「ニセモノ」

「あなたのシロップはどこから?」と聞かれると、本格的に聞き出したのは、当時のラストアルバムだった「Syrup16g」でした。それよりも前に、TK from 凛として時雨 が開催していた Error for 0 というライブの対バンで「Syrup16g」を知ったのがそもそもの始まり。なので、シロップというバンドで初めて聞いた曲は実質「i'll be there」です。

Syrup16g「I'll be there」

 スッと入ってくる心地よいリズムだったので、スルメのように後々気になって聞き始めたらハマったとう流れ。特にこの日のライブで一番印象に残った歌詞が「死んでいる方がマシさ、生きているよりマシさ」だったので、後々検索してから、シロップというバンドの系譜を前後にたどるようになり、気づけばぷっしろ応援団の一員に。

Syrup16g「生きているよりマシさ」

五十嵐隆という男を知ることで、人生観が変わったのも事実だし、それは良くも悪くも、自分自身を追い込むことになるんだけど、その度に彼の歌詞にハッとさせられ、心を軽くさせてくれ、ささくれ立った気持ちをなだめさせられ続けました。晩秋(=生命・生活の終わり)を感じさせる scene through や、気だるくやる気に満ちない時に聴く正常や不眠症はよく効いた。

Syrup16g「scene through」

バンド解散時のラストアルバムの終盤の曲ともあって、飛び降り自死するときの優しい走馬灯だなと思う。イチョウ並木の住宅街がよく似合う。

Syrup16g「正常」


Syruo16g「不眠症」

これらの楽曲は「HELL-SEE」に収録されているけれど、アルバム単位で好きな曲がてんこ盛りなので、ここでは紹介するのにちょっとスペースが足りない。いずれ細かく紹介できたら院だけど、かなり昔の感覚なのでしっかり言語化するのに難しいな。

Syrup16gは、心の風邪薬だ。病んでるときは聞いてくれ。

つづいて、People In The Box。彼らを知ったのは東京喰種で主題歌をしていたのがキッカケ。あとネット上にNEVERまとめというサイトがかつてあって、そこでPeople In The Boxというバンドのアルバムを要約して紹介しているページがあったから。より強く興味を持ったのはそれ。当時はゴリゴリのロックな曲を好む人間だったので(高校生~大学生にかけてはFalilvや時雨といった激しい系)、ぶっちゃけると当時は「翻訳機」も「聖者たち」も刺さらなかった。何が刺さったかというと、「旧市街」。

People In The Box「旧市街」

これを聞かずしてピープルファンは名乗れない。今や代表曲。ポエトリーリーディングで始まり、中途半端なタイミングで歌に変わる、変拍子もそうだが、あらゆる意味で圧倒された一曲だった。この衝撃、今や普通に当たり前のように色んな音楽で聴くことができるが、単調で聴きやすい「商業ロック」な曲が多く出回っていた時期だったと思うので、そこで「旧市街」とかいう残響からデカい角砂糖と衝突事故。これキッカケにピープル沼へと落っこちていきました。

People In The Box「サイレン」

このバンドとも付き合いが長いので、文章は思いっきりはしょるが、ピープルの楽曲はパズルだ。歌5拍子、リズム3拍子のポリリズムは今や当たり前だが、波多野という男はギターと歌唱でそれぞれ別拍子で歌いやがるんです。曲を聴いてて酩酊してしまうのは、そのせいかもしれない。意味不明な歌詞も相まって、気持ち悪さ全快で、それがいいんだ。そして読後感に近い憂鬱な気持ちを同時に持ってきてくれる。

People In The Box「海抜0m」

夏の涼しさを感じられる「季節性」を孕んだ曲も特に好きだ。ピープルの楽曲は、アルバムごとに色がある。シロップは常に3ピースで、共感できる歌詞があるからこそ「新しいことを全くしなくてもずっと聞いていられる」タイプ。逆にピープルはアルバム毎にコンセプトがあり、うねるように変化する。進化しているわけじゃないけど、演者が観客を虜にするのがすごく上手い人たちだと感じる。どこかしらに「ラーメンズ」の雰囲気がある。

People In The Box「さまよう」

夏のさわやかさでは翻訳機もそうだが、圧倒的に好きだなと思うのはこの曲。「彼女を守るのは君だけの使命」という、比喩もなくストレートに表現されたこの一行の歌詞がしびれさせるし、楽曲全体の柔らかいアコースティックやエレキギターの音色がたまらない。

People In The Box「気球」

真夏、灼熱の真夏、中東を感じさせるアルバム「Weather Report」も好きだ。
このアルバムは全21曲70分を1トラックとかいう上級者向け。不思議なマイナー調のメロディ、よく聞いてみると「砂漠」と「大砂漠」で同じ曲が使われながらもアプローチが全然違ったり、真夜中、夏至、潜水といった聴く側の想像力を無理やりダリの世界に持っていくような、ミステリアスで謎の多い古代遺跡を探索しているような錯覚。面白過ぎる。最後は「食事をしようよ」で気球が着地します。聞き出したらラストまで止められない。すごい。

People In The Box「砂漠」

イントロの落っこちてくる感じのメロディ。
ここで紹介したいのだけど、ウェザリポはネタバレさせたくないから、あえてこれ以上は載せない。

People In The Box「螺旋をほどく話」

聴いてくれ、このミニマムなロックを。繊細で細やかな手数に圧倒されてくれ。ある種芸術だ。歌詞にも注目。

THE NOVEMBERS。これは一口で済ませます。
なぜか、思い入れが深すぎて全部紹介すると絶対終わらない。初期だけにとどめる。

THE NOVEMBERS「こわれる」


THE NOVEMBERS「she lab luck」

初期の名曲、超キてる小林裕介という男の狂暴性。誰かが言っていたけど、当時のノーベンバーズは「シロップが狂暴化した感じ」と言っていた。的を得ている。けれど彼らの惜しいところは、こういう激しい曲をプロモーションし、バラード曲をリスナーが聴くまで伏せているということにある。実際ノベンバはバラードでも激しい曲でもハズレが無い一癖も二癖もある金属バットみたいな曲ばかり。

THE NOVEMBERS「ア_-オ」

読後鬱。歌詞が少なくて、情報が限られているからこそ、不安になる部分を掻き立てられる。伝えたいことが伝わらないからギターをがなり立てて叫び倒してる。とにかくこの曲は辛い気持ちがデカい。落ち込める。ちなみにこの曲は読みが「ア↓オ↑」らしい。「_」と「-」が音程を表しているものと思われる。

THE NOVEMBERS「dysphoria」

ヘドバン必至。特に間奏のケンゴマツモトと小林裕介のギターが押し合いへし合いしていてエグい。歌詞は何言ってるかわからないけど、恨みつらみがこもってる。ひねくれている。ノーベンバーズは一曲ずつ紹介するというより、アルバム単位で聴いてほしいと思う。凛として時雨よろしく、彼らも静と動の表現がうまい。内なる暴力性を音楽にガッツリぶつけている初期の狂気的な楽曲群に対比して、綺麗な楽曲もあるのでそのコントラストを楽しむのもよい。

なにが言いたいかというと、「ノベンバ」はいいぞ。

THE NOVEMBERS「ウユニの恋人」

軍令部酒保令和七年春季/心身エグる曲で打線を組んだ/東武80000系その後

◆軍令部酒保令和七年春季


 艦これオンリーに顔を出してきました。2022年の開催以来3年振りです。鈴谷、村雨、龍驤を撮らせていただきました。開催地が浅草だからなのか、コスプレしている人が少なくて、カメラマン>コスプレイヤーの構図が顕著でした。なんでも今は神戸かわさきのほうが集まるらしい。「あんなにたくさんいた知り合いが一斉にいなくなる」という異常事態に心がザワついておりました。それでも昔なじみの人が3、4人ほど居たので艦これや鉄道趣味の話で久しく盛り上がりました。本当にありがとう。


◆心身エグる曲で打線を組んだ
チーム「物理攻撃」
1.うたかた花火(Supercell)
2.すべてがそこにありますように。(THE SPELLBOUND)
3.Q(女王蜂)
4.うつして(Syrup16g)
5.orbit(TK from 凛として時雨)
6.テールランプ(藍坊主)
7.きみのairplane(麻枝准×やなぎなぎ)
8.Close To Me(THE NOVEMBERS)
9.JFK空港(People In The Box)

M1「うたかた花火」
NARUTO疾風伝で主題歌だったもの。最近になって歌っているのがやなぎなぎと知った。夏の終わりに聴くのが一番良い。

M2「すべてがそこにありますように。」

金カムのED。冬に聴くと良い。消えない傷が生きた証となって、無数の光が現れては一瞬で消える。長い歴史の中で人一人の命はあまりに短すぎる。切ない。

M3「Q」

救いがない。

M4「うつして」

つらい。真冬の寒い日にマスクして電車に乗り、外を眺めてるとよく沁みる。

M5「orbit」
最近のTKソロ新曲。泣かせるな。

M6「テールランプ」
真っすぐでどこまでもやるせない。虚無とけだるさが続くけど、最後には夕方五時の通学路、日常に引き戻される。

M7「きみのairplane」

最後で現実突きつけるんじゃない。死んで鳥になるのはありきたりなのに響くんだよ。真冬にコミケ始発組で並んだのが懐かしい。その時にたまたま手に入れたシングルだったから。これ。

M8「Close To Me」

いつまで我慢して正気のままで生きていけるんかな。無意識に色んな人を傷つけきた子供時代を背負って生きてるから。それがいま社会人になってツケとして巡って来てるから、本当は誰かと一緒になるより孤独死したほうがいいのかもしれない。ひとり外食してテレビ見ながら毎日一人っきりで。余談だけど近所に店内ガラガラの中華料理屋があって、よく仕事帰りにそこでチャーハン食ってた。落ち込むけど優しい気持ちが芽生える曲。

M9「JFK空港」

自分たちはあと数分で死ぬ。その間にどれだけの人に感謝とか謝罪とかできるのか。
死に際~死んだあと天に引き上げられる、ギターの音が飛行機の悲鳴と苦痛に溺れる暗闇を経て晴れた空に変わる表現が鬱鬱鬱。最後の一音が終わるとしばらく何も聞けなくなる。虚無。9.11の曲ともいわれてるだけに俺は結構この曲で落ち込める。

チーム「精神攻撃」
投手.mazohyst of decadence(DIR EN GRAY)
捕手.Tomorrow(杉本竜一)
一塁手.海王星(ホルスト組曲)
二塁手.Revolution9(The Beatles)
遊撃手.Requiem(芸能山城組)
三塁手.Supermarket Flowers(Ed Sheeran)
左翼手.学校に行きたくない(神聖かまってちゃん)
中堅手.Deep Down(Aimer)
右翼手.傍観(凛として時雨)

M1「mazohyst of decadence」

投手としては9回裏まで連続100マイルを常に叩き出すレベルだと思う。MVはグロい。イントロで赤ちゃんの声がするけど怖い。極めつけは「手術中」シーンと思われる女性のコーラス。暗い重い怖い。色々考えすぎて本気で落ち込む。さよならさよなら。

M2「Tomorrow」
小学生の時の合唱曲。低学年の頃から死んだらどうなるのかと考えてたぐらいで、なにがあったのかこの曲聴くたびにすごく落ち込む。

M3「海王星」
最初から最後まで静か。地球から遠く離れた宇宙に漂っている感じ。最後は彼方に消えていく。

M3「Revolution9」

狂気。

M4「Requiem」
AKIRAのEDにあたる部分。やっぱ鬱です。

M5「Supermarket Flowers」


M6「学校に行きたくない」


M7「Deep Down」


M8「傍観」

つかれた。

◆東武80000系その後

 雨が降りそうな日に通勤で80000が当たりましたが、停止直前に地震みたいな音を立てて止まってビックリした。プラットホームが「ズズズン!」と地響きを立てたので本気でビックリしました。マジで。たのしーとに座る人もチラホラ増えました。慣れは意外と早い。

感想(TK from 凛として時雨「Whose Blue」)/新作ボイス動画公開/艦これ2025春イベント後段作戦「突入!第二次礼号作戦」進捗③/ファンパレ

◆新作ボイス動画公開

 ちひろくん目覚まし・就寝用ボイス動画です。4作公開したところで完結です。




◆感想(TK from 凛として時雨「Whose Blue」)

 相変わらずアルバムとなるとボリュームがおかしい。

 「彩脳」以来、5年振りのアルバム。「flowering」が"一瞬の輝き"を頑なに手放そうとしない、欲張りなアルバムという印象だったので、刷り込みのごとく、TKソロは"そういう路線"でいくのだと思っていたんですが、「unravel」を経由した2作目「Fantastic Magic」で一旦「時雨」の方に引き寄せられた感じがしました。その後アニメ91Daysのストーリーと主題歌の「Signal」を擁した上で「white noise」がリリースされますが、再びTKソロ特有の"白さ"と"淡い虹色の色彩"が広がり、「Wonder Palette」で打ちのめされて情緒が撃沈。さらに次は長い付き合いの東京喰種:Reタイアップ「katharsis」を経て、3ピースっぽい音像がハーフに混ざり合った「彩脳」、完全に"向こう側"の「first death」、3ピースのアルバム「last aurorally」っぽさを残した「誰が為」。これまでにTKソロと「凛として時雨」は別物のように思いつつも、まるで波形のように「凛として時雨」の世界観とくっついたり離れたりを繰り返しているので、楽曲の並びを結構闇鍋だなって感じます。

 発売直前にトレーラーを聴いてみて思ったのは「"flowering"の世界観に戻って来てる!!」でした。それでいて、宝石っぽくて繊細で綺麗な音、シャラシャラした音(悪く言えば薄い音色、良く言えば綺麗なメロディライン)、低音の利いたドラムが上手くミックスされているなと。夜に電気を消してキャンドルライトに火を灯して聴いてみたいなとも思ったです(M12のephemeral mistとか)。以下、1周目での感想。

M1「first death (Devils from Chainsaw edition)」
 いきなりドラムから始まってびっくりした。全体的にロックな音を控えてデジタルチックになったなって印象。

M2「Synchrome」
 アルバム初出し。ちょっとぽかんとしていてロクな感想が書けなかった(そのくらい引き込まれたって事ですわね)。

M3「誰我為」
 ヒロアカだね。不安定な曲が多い中で、タイアップ系はポップな曲が多いから地に足の点いている感じ。

M4「クジャクジャノマアムアイア」
 サッカッサマーサッカサマー。NHKみんなのうたは結局観なかった。こんな曲をお茶の間に流してたのか。

M5「UN-APEX」
 APEXって言われると某ゲームしか思い浮かばない。コナンのAPTX4869にもにたネーミングをしていて、こういう系のタイトルの曲はEDM要素が先行で連想される。韓国作品のアニメなのかわからないけど、要所要所にK-POPっぽいアレンジが入ってるように感じる。ジャニーズに曲提供していた上、TK本人の音楽道もJ-POPが始まりだと言ってましたし、その影響が入ってるなって思った。

M6「orbit」
 TKソロに本気で泣かせられるとは思わなかった。鳥肌立った。声に空間系エフェクトがかかってるからファルセットの伸びがより綺麗に響いてて美しい。あとで歌詞を読んでみたら、孤独の誰かに優しく手を差し伸べているのか、内なる自分自身を癒そうとしているみたい。音色も相まってかなり沁みる。

M7「GRANT」
 インスト曲。
M6で前半を〆て後半戦に臨む前の箸休め、深呼吸、情緒整理用BGM。廻り舞台。

M8「Scratch」
 B'zの稲葉氏とTKのコラボ。心なしかTKの歌声の方に余裕を感じされて怖い40代だなと思う。稲葉氏は良くも悪くも昔な歌い方。アンバランスだけどピアノとギターに対比があるのでつり合いが取れてて面白い。

M9「Microwaver」
 サビのテンポの良さがいい。縦ノリできる。車運転しながら聴いてもいい。今回のアルバムって全体的にEDM要素強いな。このごちゃごちゃした音が頭の中で洪水になる感覚がクセになる。

M10「musique」
 日の傾いた午後、日差しの入らない部屋で青空を見ている感じ。夜だったら全部の電気を消して蝋燭の火だけ眺めて聴いていたい。間奏でピアノの主旋律にスッと添えられてるヴァイオリンメロディがサラサラを肌触り良い。ここもEDM入って来てる。ラスト壮大だな。

M11「Whose World? Whose Blue?」
 おっ、表題曲だ。山のてっぺんにたどり着いたって感じだ。坂の上の雲のEDで流れていた映像を思い浮かべる。なんだろう、Sukekiyoの鵠っぽい。曲の立ち位置が。

M12「ephemeral mist」
 ラストにインスト曲を持ってきたのは1stアルバム以来じゃないですか。"TKソロ"という活動がこの瞬間終焉を迎えた…みたいな切ない音像でちょっと怖い。続いてほしいんだけど、いつかは必ず終わりが来る、そのやるせない気持ちが引き出された。深い深い海の底まで沈んでいくんだけど、ラストでドラムが入ってくることで、光が淡く差し込んでくるよう。なんだけど、手は伸ばさず、流れに身を任せて眠りについた、みたいな。


 今までのTKソロシリーズに比べると、大陸的で壮大なスケールだった。それが顕著に出ていたなと。讃美歌・ファンファーレ・アンセムとも。いよいよ神格的な空間へ昇華しようとは。地下でギャーギャーギター鳴らして人が、とんでもなく遠い世界まで行ったんだなって思う。

 全体的に「orbit」がエグいやばい。全人類歌詞とセットで聴いてくれ。



 さて、初回限定版を購入したので、超楽しみにしていたインスト曲のほうも視聴。ぶっちゃけ film a moment の introduction が流れる8mmカメラ越しの映像がすごく好きで、今回これが作業用BGMとしても聴けるようになったので、この1曲だけでも1万円以上払った甲斐がある。久しぶりにDVDを引っ張り出して聴きたいんだけど、今家にプレイヤーが無いのでお金溜まったら買ってやる。

◆艦これ2025春イベント後段作戦「突入!第二次礼号作戦」進捗③

E4-3丙 Wマス

 榧は色んなところでドロップしてるから一番乗りかと思ったけど、かなり引きずったので今回はダメじゃないかと感じてた。けど毎度のごとく資材と忍耐勝負、確率0.7%(たしかそう)に打ち勝ちました。この瞬間がたまらなく好きである。「よっしゃー!」と思わず声に出てしまうと同時に、開放感達成感。春イベ終了、お疲れ様でした!

【E4-3 Wマス】
SSSSSSASSSSASSSSSSSA
SSSSSSASSSSSSSSASSSS
SSSSSSSSSSASSSSSSSAS
SSSSSSSSSSSASSAASSSS
SSASSSSSASSSSSSSSSSS
SASSASSAASASSSSSSSSS
SASSSSASASSSSSSSASSS
SSSSSSSSSSASAAASS[S榧]:158周

 この間、対馬、御蔵、稲木、三隈、那智、天津風、雪風、長門、陸奥、磯風などドロップ。
大きなイベントが終わったので、今後はMMDドラマやBVEの製作を再開します。待たせてしまってるな。

◆ファンパレ



 ついにお兄ちゃんが虎杖の前に登場。最新話まで進みました。はやく脹相を操る術師になりたい。

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 艦これ同人サークル「子供連合」の主宰、いしだあらたによる雑誌を装ったブログ。

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編集部紹介


いしだあらた

著者。
寝ている時以外は常に脳がフル回転。
藤村D公認の藩士玄人。



早巴ちひろ

看板娘。
八重歯と笑顔がかわいい。
癒し系ぼくっ娘。



亘李すみれ

ちひろのともだち。
キャリアウーマン。そして美女。
藩士であり、特技はヒゲのモノマネ。