10年以上前の写真がHDDに眠ったままになっているので、資料や記録の意味合いを含めてここに放出。個人としての活動歴が20年になるというのに、一時期公開していた写真を引っ込めたままにしているのって本当にもったいない。いや、これは人それぞれの価値観なんだけど、絵にしろMMDにしろ、創作にしろ、すべては「自分の生きた証」であると考えている節があるので。艦これにしたって、看板娘創作にしたって、ありとあらゆる手段に出ては記憶に残る何かを遺したがるのが俺なのである。めんどうな人間だ。 ◆音楽(TK from 凛として時雨)
「あなたのシロップはどこから?」と聞かれると、本格的に聞き出したのは、当時のラストアルバムだった「Syrup16g」でした。それよりも前に、TK from 凛として時雨 が開催していた Error for 0 というライブの対バンで「Syrup16g」を知ったのがそもそもの始まり。なので、シロップというバンドで初めて聞いた曲は実質「i'll be there」です。
五十嵐隆という男を知ることで、人生観が変わったのも事実だし、それは良くも悪くも、自分自身を追い込むことになるんだけど、その度に彼の歌詞にハッとさせられ、心を軽くさせてくれ、ささくれ立った気持ちをなだめさせられ続けました。晩秋(=生命・生活の終わり)を感じさせる scene through や、気だるくやる気に満ちない時に聴く正常や不眠症はよく効いた。
Syrup16gは、心の風邪薬だ。病んでるときは聞いてくれ。 つづいて、People In The Box。彼らを知ったのは東京喰種で主題歌をしていたのがキッカケ。あとネット上にNEVERまとめというサイトがかつてあって、そこでPeople In The Boxというバンドのアルバムを要約して紹介しているページがあったから。より強く興味を持ったのはそれ。当時はゴリゴリのロックな曲を好む人間だったので(高校生~大学生にかけてはFalilvや時雨といった激しい系)、ぶっちゃけると当時は「翻訳機」も「聖者たち」も刺さらなかった。何が刺さったかというと、「旧市街」。
◆心身エグる曲で打線を組んだ
チーム「物理攻撃」
1.うたかた花火(Supercell)
2.すべてがそこにありますように。(THE SPELLBOUND)
3.Q(女王蜂)
4.うつして(Syrup16g)
5.orbit(TK from 凛として時雨)
6.テールランプ(藍坊主)
7.きみのairplane(麻枝准×やなぎなぎ)
8.Close To Me(THE NOVEMBERS)
9.JFK空港(People In The Box)
発売直前にトレーラーを聴いてみて思ったのは「"flowering"の世界観に戻って来てる!!」でした。それでいて、宝石っぽくて繊細で綺麗な音、シャラシャラした音(悪く言えば薄い音色、良く言えば綺麗なメロディライン)、低音の利いたドラムが上手くミックスされているなと。夜に電気を消してキャンドルライトに火を灯して聴いてみたいなとも思ったです(M12のephemeral mistとか)。以下、1周目での感想。 M1「first death (Devils from Chainsaw edition)」
いきなりドラムから始まってびっくりした。全体的にロックな音を控えてデジタルチックになったなって印象。
さて、初回限定版を購入したので、超楽しみにしていたインスト曲のほうも視聴。ぶっちゃけ film a moment の introduction が流れる8mmカメラ越しの映像がすごく好きで、今回これが作業用BGMとしても聴けるようになったので、この1曲だけでも1万円以上払った甲斐がある。久しぶりにDVDを引っ張り出して聴きたいんだけど、今家にプレイヤーが無いのでお金溜まったら買ってやる。 ◆艦これ2025春イベント後段作戦「突入!第二次礼号作戦」進捗③
Fear, and Lothing in Las Vegas「Flutter of Cherry Blossom」
H×HのEDに衝撃を受けて聴き始めた「通称・なんちゃらラスベガス」。
ダンスミュージックを得意とする彼らのバンドサウンドの中でも、初期寄りの作品「PHASE2」のラストから2番目に収録された「Flutter of Cherry Blossom」は、ミディアムテンポ主体の壮大な一曲。タイトルを訳すと「桜の羽ばたき」。サビに当たる部分でSoの伸びるような歌い方が好きだし、オートチューンを使っていながらも層に深みがありエモい。なにより歌詞も良い。和訳は結構出回っているので調べてみよう。
People In The Box「さようなら、こんにちは」
通称"さよこん"。歌詞が抽象的で難解。だがそれがいい。この曲は初期の傑作「Ave Materia」の最後から2つ目の曲。「昭和時代の戦時下」に思いを馳せながら、「梅雨明けの空」と「生ぬるい風」を肌に感じながら「平和」を生きているイメージが浮かびます。違うんだろうけど。キモはフィナーレで束縛から解放されるかのような、広がるメロディと気持ちのいい歌詞。魂が天に導かれるような、救われたのかなと思わせるしめくくり。中毒性が高い。ほかにも「さまよう」や「夜戦」「旧市街」など肉厚で不思議な曲が多いのでみんな聞くんだ。
THE NOVEMBERS「今日も生きたね」
メディアで取り上げられていた曲ですが、ぶっちゃけ自分もノベンバはここから入りました。YouTubeのオススメに出てきていて。スルメ曲でした。これから生まれてくる子供のためにささげたアンセム。カップリングのブルックリン最終出口もいいぞ。
THE SPELLBOUND「すべてがそこにありますように。」
金カムのエンディング。命が生まれて消えていく様と、歌詞が尾形とリンクしている部分があったりでもはや胸が詰まる。しんどい。この曲が出た頃は艦これでも悲しい報せがあったので、なおさらこの曲には「命」と「生命」について強いパワーを感じます。同じような曲に「融雪(THE SIXTH LIE)」や「Awake(早見沙織)」「Deep Down(Aimer)」があります。