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週刊 子供連合

毎週日曜 午後12時30分 更新

新作告知(水曜どうでしょうネタ・4月の環状線)/夏作品感想(光が死んだ夏・薫る花は凛と咲く・タコピーの原罪・Dr.STONE・ダンダダン2期・ぐらんぶる・日々は過ぎれど飯うまし)

【10/4 追記】次回の更新は10月12日です

◆新作告知

 いつも通り、新作告知と言いつつも既出の動画です。
今回はひきつづき、鳴眞先生タッグの同時視聴動画です。

「スミスと観る!水曜どうでしょう同時視聴 シェフ大泉夏野菜スペシャル」
 以前制作したパイ事件再現アテレコの元ネタを、スミス(鳴眞先生)と観ていきましょうという企画です。  

 まだまだ試行錯誤が見てとれる。

 長編ボイスドラマ「4月の環状線」は、最終回の収録がラストスパート。全4話となっています。本日25日、よる21時配信です。よしなに!

 台本を関係者各位にお送りしたところ、かなり好評だったので、それが表に出るのは緊張しますね。

 今作は活動20周年を〆るサブカルジャンルでの集大成です。なお前半はBVE5山形線が該当。全体で観れば「撮り鉄活動のスタートから20周年」という意味になりますけど、写真活動がMMDや映像づくりに活かされ、またそのMMDや映像が絵描きで目指したい画風に活かされ、一周回って写真活動に再び活かされる……というように「あらゆるジャンルでの経験が、どこかの座標で別のジャンルと繋がり、輪廻するように技術として昇華している」解釈でいます。長期コンテンツである「月明り」や、小学生だった頃から触れ続けてきた「BVE」で学んだあらゆる「技」。灰汁をできる限り取り除いて、限界まで凝縮し辿り着いた境地みたいなもの。

 ヒトは良い記憶よりも悪い記憶ばかり残してしまうものなので、振り返ると嫌気の差すことばっかり回想するし、壮年になってもそれが死ぬまで続くのかと考えると本当に恐ろしい。制作中に逝去して未完成コンテンツにするのだけは本当に避けなければならない(なので車の免許も持っていない)。

 それと、脚本を作っていて思ったのは、どうあがいても「話が暗くなってしまう」ということ。「月明り」は20代なりたての頃から作っているので、どうしても内容があんなモノになってしまうんですが、「環状線」はファンタジー要素の一切を排した「現実性」に重きを置いているので、やっぱりこの作品も暗い。

 多分、トイストーリー3のように時間の流れが「ヒト」と「おもちゃ」で違うこと、だったり、フリーレンのように「短命な人間」と「長寿のエルフ」の価値観や死生観の違いだったり、そういった「ヒト」として当たり前に持っているモノを真面目に描こうとして、それがどうしても「暗い世界観」に引っ張られてしまうのではないかと分析しています。出会いがあれば別れがあるように、生まれた以上人は必ず死ぬわけですし、そうでなくても、歳を取れば次第に「できること」は減っていきます。少なくとも30代のうちに「月明り」は完結させて、再びパートナーを見つける選択肢だってある……。

 千尋と純恋のコンビはきっと、俺自身が「まだ若いままでいたい」を具現化させた存在になるのかもしれない。答えは10年後かそのぐらいには出ているでしょう。


◆夏作品感想
 さて、アニメの話です。今期は観るアニメが多かった。
中には前シーズンの作品が混ざっていますが、今夏見たのでカウントしています。
結構充実した夏アニメでした。

◆光が死んだ夏

 最後まで得体のしれない怪異が出てくるのが不気味だった。怖いというよりは生々しい・気持ち悪さがあった。EDは実写との合成。今まさに自分が目指したい絵柄の親和性。ジャンル的にはBLに近い類らしいのだが、普通に見ていられた。

◆薫る花は凛と咲く

 俺の見落としだったらアレなのだけど、薫子が凛太郎を好きになった根本的な理由ってなんなんだろうって思った。「急に自分に好意寄せてる人が現れて困惑してる」って感じ。今後語られるのだろうか。花火の回で突然「好きです」ってセリフが飛んできたのは自分でも予想外だった。気になった点はほかに、薫子の感情表現がやや誇張気味では?と思ったことか。「凛太郎視点のフィルター」というエフェクトもあるだろうけど、この両者の温度差が作品の核だと感じるので次シーズンがあるならまだまだ慣れるまでの余地がある。

◆タコピーの原罪

 満足でした。短い話数でここまでしっかりまとまってるのは凄いなと。こういう結末だったのか。とはいえ、最後までどちらか一方が謝罪をする展開じゃなかったのは好感が持てた。いわゆる勧善懲悪とはならないタイプの作品は、異世界転生モノ同様に出し切っている感が否めない。なんだけど、「タコピー」という人外がいる時点で成功してたんだなと思います。悪夢のほうのドラえもんというのも言い得て妙。閉塞感もあったし。

◆Dr.STONE

  最後までずっとワクワクだった。EDの映像がすごくよかった。展開は把握していたんだけど、いざ映像化すると「これ大丈夫か?」って不安が強くなった。最終回でまさかのう〇こネタ連発は笑った。ドリフターズでもそうやって硝酸を量産してたので薄々勘付いていたけれど、よりによってカレーを食ってるときにやらされた。ということでラストスパート、楽しみにしています。石像の風化、建物の崩壊、強風による石化復活液の落下・喪失といった不安点もあったけど、これは少年ジャンプなので深く考えないようにしておいた。スイカが石像を引っ張って運ぶのも、石神村の性質上そうやって進化してきて力持ちなのだろう、と適当に解釈。

◆SAKAMOTO DAYS

 続きそう(これは続く)。最後の坂本対楽は「そうはやらんやろ」ってツッコむ余裕があまりなかった。とても面白いバトルでした。目黒連主演で実写化も決定ということなのだが、なぜだか気になってしまう。

◆ダンダダン

 鬼頭家がラストで出てくるのかなって思ったら、まったく別のキャラが出てきてオカルンとキスして終了。そこで終了?! 続きの気になる切り方をしやがって。次期も待ってます。

◆ぐらんぶる

 スミス(っぽい性格のキャラ)と千尋(っぽい雰囲気の子)がいた。しかも「ちーちゃん」呼びだった。男が全裸で酒盛りしているギャグアニメなんだけど、しっかりダイビングの勉強ができたりと温度差がすごい。人が死なないほうの金カム(?)。現在2期も配信されているとのことで、少しずつ追っかけています。腹がよじれるほど笑ってる。主人公がネギを突っ込まれるシーンがあるけど、ゴールデンでやってた銀魂と違い規制が無かった。浜岡梓がツボです。

◆日々は過ぎれど飯うまし

 オリジナルのテレビアニメだったんですね。日常系はゆるキャン△でヒットしてしまったので、受け入れられるかなと思ってたら意外とすんなり。サビでカラオケ熱唱しているシーンが好きです。あのあと鳥のYouTuberとコラボでもあるのかなと思ったら、そうでもなかった(壮大に何も始まらなかった。でも逆に安心)。

 秋の分はまだ何も見ていないので、ラインナップは不明。
あ、でも凛として時雨が主題歌をする人狼ゲームのアニメは観ます。
それ以外だと「ぐらんぶる2期」ぐらいだろうか。
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いしだあらた

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藤村D公認の藩士玄人。



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